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ホクロ

末っ子には生まれつき、太ももにかなり大きなホクロがある。

幸いなことに本人が全く気にしていない。

隠す様子もなく、一年中短パンをはいている。

現在に至るまで、ホクロが原因で友達にいじめられたことも無い。

でも、質問はされるらしい。

親としては出来るだけ早くに(小さいうちに)なんとかしてあげたいと

思い続けてきた。



今は鼻水が垂れてたって、鼻毛が飛び出てたって、

まったく気にしない年齢だが...

女の子の絶対領域と言われる太もも。

いずれ気にして隠したくなる時が訪れると思います。



色んな病院を何軒も訪れ、手術の方法や術後の傷など相談してきました。

ホクロの大きさ、年齢の低さなどで全身麻酔で手術するという病院が多く、

局所麻酔で手術をしてくれる病院はごくわずか。

でも命に係わる病気ではないので、全身麻酔は避けたい。

しかも、一度に全部は切除しない方が良いという結論に達し、

半年から一年間をあけて二回手術するので、

ノーリスクではない全身麻酔はますます論外。

局所麻酔に耐えられ、本人が手術に納得できる年齢まで待つことにしました。



末っ子も四月から三年生。

旦那と私と末っ子で話し合って、

春休みに手術をすることに決めたのは今年の初めごろ。

でも、いざ手術の日が近づいてくると、親である私の心がぶれてきて...



本人はホクロを隠すことも無く、今現在は何不自由なく生活しているのに、

今、こんなに小さな体にメスを入れることが正しいことなのだろうか?

大きなホクロを持って生まれてきた我が子に対して親として負い目がある。

それを拭い去りたいがために、手術を急いでいるのではないのだろうか?



旦那や私の親が

「末っ子のホクロはいつ取るの?」と、会うたびに質問する。

それが嫌で嫌で仕方なかった。



色んな医者と話してきて、

・大きすぎるから切除した方が良い。

・小さいうちの方が皮膚もやわらかく痛みも少ない。

・体が成長すれば、それだけホクロも大きくなり、切除部分も大きくなる。

と、幼いうちの切除を進める医者が多く、私たちは切除することに決めたが、

中には、

・無理に切除しなくても生まれつきのホクロは悪さをしない。

という医者もいた。



末っ子が生まれた時から、長い間考えて決めた結論ではあるが、

不安が私を襲う...



そんな時に末っ子がボソッと

「なんで私は生まれた時からホクロがあったの?」って...

「なんでなんだろう?ママにもわからないの...」

と答えるしかありませんでした。

ホクロを気にしてないなんてことはなかったのです。




普段からとても明るく、あっけらかんとした性格の末っ子。

ホクロの事で私たち親を責めることも無く...どれだけ救われたことか。



昨日、末っ子に最後の確認をしました。



本当にホクロを取りたいと思っているのか?

手術の痛みを我慢して頑張れるか?

手術は二回。ホクロを取っても傷は残ること。



末っ子は明るく答えました。

「うん!ホクロ取るよ!大丈夫!」



迷う私の心を知っているのではないだろうか?

また末っ子に救われた気がしました。



明日は手術です。



長男も背中にある小指の先くらいの大きさの出っ張ったホクロを

ついでに取ってもらいます。

アトピー体質の長男は、小さい時から体をかきむしり、

何度となく、そのホクロから出血を繰り返していたので...

それこそ、取らなくてもよいホクロなのですが、

末っ子のために一緒に手術することに同意してくれました。

二人一緒なら、お互い心強い。

長男、ありがとうconfident

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