ある日の親子の会話
我が家は、ゆっくり時間を気にせず、夕飯をみんなで食べることができるのは、
長男のピアノレッスン(隔週)が無い月曜日と、金曜日だけ。
昨日はその日だったので、末っ子のお祝いをしようと企んでいた。
午後一で、早帰りだった長女が帰宅。
私 「あれ?今日は早いね~」
長女 「先生たちの会議があるらしいよ!」
私 「今日は何もないよね?”週一で掃除”の目標を実行してね」
長女 「...」
しばらく待ってみたが、自室にこもった長女。
残念ながら音がひとつも聞こえてこない
二階へ上がってみると...やっぱり寝てた
私 「ほら!一緒に片してあげるからやろうよ!」
長女 「後で自分でやるから触らないで~
ママが片すと色んな物が無くなるから」
と、布団にくるまったまま動こうとしない。
ご存じの通り、長女の”後で”と”おばけ”は出たことが無い!
いつもならここでブチ切れるとこですが...
昨日の私は、とっても機嫌がよかった。
末っ子のピアノコンクールも終わって肩の荷が下りたから
私 「もう!勝手に片しちゃうからね~」
結局、片付けて掃除機をかけ終わっても、ベッドから出てこなかった長女。
たいした度胸だぜ
夕方、長男が帰宅したので、
私 「末っ子がスシローがいいって言うから食べに行くよ~」
長男 「何で?」
私 「お祝いだよ!敢闘賞の」
長男 「俺の時は何も食べに行かなかったのに?」
私 「そんなはずはない!絶対”焼き肉”とか行ってるはず!」
長男 「そうだっけぇ~」
相変わらず被害妄想な長男
そして長女はまだベッドの中...
仕方ないのでわざわざ呼びに行くと、めんどくさそうにこう言った。
長女 「まったく いっつも末っ子のせいでめんどくさい事に...」
私 「はぁ~? 末っ子のおかげで寿司だよ!ラッキーなんじゃないの
...わかった!じゃあそのまま寝てていいよ~
帰りにコンビニでおにぎり買ってきてあげるから」
長女 「...へへへ うそうそ
行くよ!行く!」
末っ子が頑張って賞をもらったというのに、姉も兄もこの態度
兄弟愛の全くない家庭で...お恥ずかしい
スシローまでの車中、助手席に座った長女はスマホに夢中。
後部座席で、長男と末っ子がお互いに罵り合い、
なにやらくだらないことを大声で言い合いし始めた。
いつもの事なのでほっておいたら、今度は見栄の張り合いに発展。
末っ子 「どうせ長男なんて、大きくなっても彼女なんてできないよ!」
長男 「そんなことないし 末っ子は自分が可愛いとでも思ってんの?」
末っ子 「そうじゃないけど、好きだって言われたことあるもん!」
なぬ 初耳だ
すると長男が
長男 「俺だって告られたことあるし」
なっなぬぅ
こっちも初耳
末っ子 「私なんて一回じゃないし 何回もあるし
」
おぉぉぉぉーーー こうなるとどっちも...
私 「ウソくせーーーー
ねえ長女!二人とも告られたことあるってよ!どうする?」
長女 「ウソくせーーー」
私 「だよねぇ~そんなこと言ったら、長女なんて...
そりゃ~もぉ~...モテてモテて、すごいよね」
長女 「ホントだよ!毎日毎日、めんどくさいほどだよ!」
弟と妹が告られたと聞いて、ちょっとビビってる?
長男 「ウソじゃないし! 」
私 「で、いつの話なの?」
長男 「小2の時」
私 「え?長男が雑巾なめてた頃?
誰が雑巾なめちゃう奴を好きなるかねぇ?
もしかして、長男を叩いてたSちゃん?」
長男 「ちがうし あんなブスじゃねーし
」
私 「じゃあ誰よ!それって長男の勘違いなんじゃないのぉ~?」
長男 「勘違いじゃないし!呼び出されて”好き”って言われたし!
でも名前は教えない」
私 「末っ子は?誰よ?それに一回じゃないって...そんなに」
末っ子 「そうだよ!何人からも言われたし!」
私 「またまたぁ~ 見栄はっちゃってるだけじゃないのぉ~?
いつ頃の話なの~?」
末っ子 「小2の時だよ!ホントだもん!」
私 長女 「二人ともウソくせ~」
ウソかホントかはわからないけど、二人とも小2ってところが怪しいよね~
私 「まあどっちでもいいや!
どうせ小学生の恋愛なんてクソみたいなもんだし」
長女 「そうそう!クソだね」
長男、末っ子 「クソ?なんで小学生の恋愛はクソなの?」
私 「ヒヒヒ 大きくなったらわかるよ...」
と、とってもビックリする話題を振ってくれた末っ子と長男。
母の知らない(母には言わない)、新たな一面を見ることができました
そしてスシローでは、中間テストの話題に...
長女 「聞いて聞いて!社会!90点越え
クラストップだったよ!すごくない?」
私 「へぇ~ すごいね」
長女 「ふぅ~ ...
ママはさぁ~絶対褒めてくれないよね
だからやる気が出ないんだよ!」
私 「いつも褒めてるよ!でもさ~散々、成績が下がったとか
点数が悪いテストを見せられてるからね...最近
安易に褒めたらすぐ図に乗るでしょ~」
長女 「頑張ったら褒めてくれないと!」
私 「でも社会だけじゃないの~?
他の教科も返ってきてるよね?なのに言わないじゃん」
長女 「そうだけど...」
私 「あっ!長男もテスト返ってきてるんじゃないの?何点だったの?」
こういう話の時は、”僕はここに居ません”ってくらい存在感を消す長男。
さっきの車中では、あんなに見栄張って大声でしゃべってたのに
長男 「数学が...点 国語が...点 」
声ちっちぇっ
どうやら今までのテストの結果を見ていると、
長女は、安定して点数が取れるのは英語のみ。
他の4教科は波が激しい...。
第一志望の公立は5教科受験なので、本当に厳しくなってきたかも
長女が言うとおり”褒めたら伸びる”のなら、一度、褒めたおしてみるかな
まあ、褒めたら褒めたで
「ウザい 」 とか 「嫌味?」 とか言われるんですけどね~
長男は現時点では問題外
長男と長女ではスタートラインが違うからね~
”できる”前提で走り続けてる長女。常に追われて、いっぱいいっぱい
”普通かな?”からのスタートで、”伸びしろ”がまだまだある長男。
スロースターターなだけで、今後、ラストスパートがあるとだと信じたい
そして”未知の生物”な末っ子。
競馬でたとえるなら、
長女 → 先行馬 ・・・ ぜひともこのまま逃げ切っていただきたい!
長男 → 追い込み(差し)馬 ・・・ であってほしい...駄馬でありませんように
末っ子 → 穴馬? ・・・ いつか一発逆転! 当たればデカい?
と、子供を競馬馬に例える不謹慎な母でありました
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