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やっと...

ブログ放置一ヶ月...

なかなか気持ちの整理がつかなかったことと、

夏休みが忙しすぎて、気が付けば一ヶ月も放置してしまったsweat02

前回更新してすぐのこと。

私の父が危篤状態になり、亡くなりました。



私の家庭は、色々と複雑でして...

私の育った家庭を話すと長くなるので、

父の終末期から話します。



父は何度か脳梗塞を繰り返していたのですが、

介護を受けながら、一人暮らしをしていました。

でもある日突然、姉が父を施設に入れてしまいました。

私には何も言わずに...

それからというもの、何度も 

「どこの施設にいるの?会わせてほしい!」

と、お願いしてはいたのですが...



姉 「お前にできることは無い。

   どうしても会いたいならパパを引き取って、

   自分の家で全部面倒を見ろ!」



の一点張り。

そのころ末っ子は一歳になるかならないか...

社宅住まいで三人の子育てでいっぱいいっぱいだった私は、

それ以上の反論はできなかった。

その後も姉に連絡を取る度に罵倒され...

次第に姉に連絡をするのが苦しくなり、

半ノイローゼ状態に...



勝手に会いに行っちゃえばいいのに!

と思われる方もいるかもしれませんが、

私の姉への恐怖心は幼いころから植えつけられたもの。

この頃の私は、姉と距離を置き、

姉に従うことしかできませんでした。



結局、父に合わせてもらえなくなって8年。

危篤の知らせも母(父とはすでに離婚しています)伝いに聞かされ、

「お姉ちゃんはやっぱり合わせたくないって言ってる...」と聞き、

父も今際の際で姉妹喧嘩は見たくないだろうと思い、

父に会うことをあきらめました。

それでも、「どうにか姉と接触せずに父に会えないものか?」

と考えているうちに父が他界したと母から...。



激しく後悔したことは言うまでもありません。



私と父はとても仲が良かった。

それも姉が気に入らなかったことの一つだろうと思う。

もっとも許せなかったのは、たぶん私が次から次へと子供を産んだこと。

父の死をきっかけに、姉の心の底にある物を見ることになりました。



ちなみに姉は一人しか産まなかった。

と言うのも、働いていたから?

産休や育休を取れば、会社での自分の立場が悪くなる。

一人目を産んで、それを嫌と言うほど実感した姉は、

産みたい気持ちと、地位のある立場で働きたい気持ちの狭間で

葛藤していました。で、結局産まなかった。



父が亡くなった日の夕方。姉が電話をかけてきた。

親戚から、「葬儀には妹も出席させろ」と言われたらしい。

もちろん電話口で大喧嘩になった。

以下、姉との会話 (言われたことをそのまま書くと)



姉 「今朝、”○山 ○”(父の本名)が亡くなりました。

   つきましては、○月○日に通夜、翌日に葬儀をいたしますが

   あなたは来られますか?」

私 「それはお姉ちゃんの意思ですか?」

姉 「違います。」

私 「では、私は行きません。」

姉 「...でも、”○山 ○さん”は、あなたに会いたいと思います。」

私 「はぁ? よくそんなことが言えますね?

   パパは生きているうちに私に会いたかったと思います。

   危篤の時も、お姉ちゃんは”妹には会わせない”って言ったんだよね?

   パパの意思は無視して、自分の意地を通したんだよね?

   それにパパは生きている時にこう言ってた。

   ”人は死んだら無になる。何も無くなるんだ”

   なので、死んでしまったパパに会いに行っても意味がない。」



姉はしばらく黙り込んで、開き直り...

さらに言い合いののち、こう言った。



姉 「私は自分の子供が幼い時も一緒にいてやることはできなかった!

   なのに、のうのうと子育てをしているお前が許せなかった!」



姉の中で、私はすべての悪の根源で、自分に降りかかる不幸は、

私に原因があると信じているみたいだった。

子供を取るか、仕事を取るか、選んだのは自分なのに...。

しかも、若くして子供を産んだ姉の子育ては父も私も手伝った。

私は、家族に頼ることもできず、手助けをしてくれたのは旦那の両親。

それと、旦那の転勤先の神戸でのママ友たち。

姉には一度たりとも子供を預けたことなど無い。





...まあ、今更こんなことを言っても仕方がない。

老いた父の面倒をみてきた(施設に会いに行っていただけだけど)

姉も大変だったと思う。

自分の父親の死に際に、自分の感情から

妹を会わせなかったことを後悔もしているはず。

(そう信じたい...)

父も、自分が育てた子供のしたこと。

会わせなかった姉の事も、

会いに行けなかった私の事も、

きっと恨んではいないと思う。

(そう信じたい...)



子供たちにも、なぜおじいちゃんに会えないのかは、

事情を話していたので、今回の事もすべて話した。

そして、こうお願いした。



「ママとママのお姉ちゃんは、こんな残念な結果になってしまったけど、

 ママが死ぬ時は、たとえあなた達の仲がどんなに悪くても、

 死に逝くママの気持ちを最優先させてほしい。

 どんな子供でもママにとってはかけがえのない存在で、

 誰が一番とかじゃない。もしも誰かが犯罪者になってしまっていても、

 この気持ちは変わらない。三人に会いたいからね!

 もちろん犯罪者になっちゃダメだけどcoldsweats01

 それと...決して人を妬んだりしないこと!

 自分が選んだ道なのだから、結果は誰のせいでもない。

 嫉みは、一番醜い感情だよ。

 人を妬んでも何も報われない。自分が惨めになるだけだからね。」



これだけ姉に恨まれても、子供を三人産んだことを後悔したことは無い。

むしろ、父や母の血を受け継ぐ子供たちを立派に育てていくことが、

私にできる唯一の親孝行だと思っている。

親としては決してできた人たちではなかったけれど、

私を産んで育ててくれた父と母に感謝している。

でも、一度も言ってあげられなかったこと...



「パパ、私を産んで育ててくれてありがとう!

 パパの子供に生まれて幸せでした!」



これだけが心残りですweep

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